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2021/05/11 17:00




売上がどれだけ上がっても

実入りが0円だったら

ブランドを続けられるだろうか?



それをやっているのが

バッグブランド『FADEN TOKYO』

クリエイティブディレクターの

フジイ氏です。


FADEN TOKYOのバッグは

どんなファッションにも合わせやすく、

シンプルなデザインでありながら

圧倒的な多機能を備えたブランドです。


フジイ氏がひとりで2019年に立ち上げ、

着実に人気になってきている

FADEN TOKYOについてインタビューを

させていただきました。



フジイ氏はサラリーマン。

IT企業にてweb製作、プロモーションを

日々の業務としてこなしています。


ではFADEN TOKYOは休日にやっているの?


いいえ。

FADEN TOKYOは社内ベンチャーとして、

フジイ氏の会社が出資をし通常業務に上乗せし

別事業として展開しています。


赤字にならない限り何をやってもいい。

しかし黒字になっても利益は0円。


そういう契約の上、フジイ氏はブランドを

スタートさせました。



この仕組みこそが、さすがIT企業だなと

唸ったところでした。


IT企業としては今までと同じ給与で

それ以上の利益を得る可能性に掛ける、

いわゆる投資になります。


フジイ氏としては初期投資はなく、

自分のやりたいことを実現でき、

「モノ作りをしたい」という願いが叶います。

黒字になっても利益は入らないけど、

給与は今まで通りもらえるので、

生活の安定は退職しない限り保障されています。


そして企業とフジイ氏の利害が一致し、

FADEN TOKYOは誕生したのでした。




ではフジイ氏がどうしてバッグを作ろうと

思ったのか、少し遡ってみようと思います。


10代の頃から20年ほど

バンドでベースをやっていました。

青春時代に打ち込んでいたことは

いくつになっても心に沁みついていて、

バンドを辞めてからも

音楽が好きな気持ちは変わりません。


それが垣間見えるのがFADEN TOKYOの

バッグの商品名なんです。


どれもフジイ氏が好きなミュージシャンの

名前が付けられています。


The Velvet UndergroundのNico

018_Nico「HIGH SPEC BACKPACK」

https://www.free-park.jp/items/42473669




NirvanaのKurt Donald Cobain

020_Kurt BACK PACK

https://www.free-park.jp/items/42345604




Sonic YouthのThurston Moore

012_Thurston MESSENGERBAG

https://www.free-park.jp/items/42347788




Sonic YouthのKim Althea Gordon

010_Kim TOTEBAG

https://www.free-park.jp/items/42345981





新卒で初めて就職したのは

北欧のキッチンメーカーでした。


商品開発をしたり、

店舗管理をしたり、

オシャレな会社での仕事を楽しむ中、

リアル店舗で自社の製品が並んでいるのを

目の当たりにして感動したそうです。


自分が担当した商品が

スタバやタリーズにある


そのことが純粋に心を震わせました。



その後IT企業に転職をしたのですが、

理由は「ネット販売の勉強」でした。

その頃はまだまだネット通販が主流では

なかったので、先見の明があったのですね!


ITの仕事で身に着けた技術により、

FADEN TOKYOのサイトは素晴らしく

仕上がっております。


https://faden.tokyo/



ブランドサイトの構築から

撮影の手配、商品紹介のページ、

カメラマン以外は全てフジイ氏が

ひとりで作り上げています。


もちろん、通常業務をしながら。

ちなみにFADEN TOKYOに掛けられるのは

全体の業務の2割だそうです。


そのため、倉庫でので検品や

出荷作業、商品管理など、休日返上で

頑張っているそうです。


HPを作るのは得意分野ですが、

一番大切なバッグの商品化については

長い道のりがありました。


なにせ素人だったので。





フジイ氏はバッグを作ったことが

ありませんでした。ずぶの素人。

バッグは好きで、様々なブランドの

バッグを使ってきたという歴史は

ありますが、0から工場に依頼して

作るのは初めてのことでした。


FADEN TOKYOのブランディング、

バッグのコンセプト、

設計、

工場の選定、

サンプル製作、

輸入、

倉庫への納品、

検品、

販売と出荷

これ以外にも細かい業務がありました。


フジイ氏はひとりで一つずつ

進めてきました。


その様子はフジイ氏のnoteでも

ご覧いただけますので、

是非ご覧くださいませ。


https://note.com/fadentokyo




バッグを作りたいという想い。

それがフジイ氏を突き動かし、

バッグを製品化させ、

ブランドを確立させていきました。


使い手の気持ちがよく分かるからこそ

生まれた多機能なFADEN TOKYOのバッグ。


雨に濡れない止水ジップ

折り畳み傘を入れられるインナー袋

PC,タブレットの収納

ジム用のシューズ収納

キーホルダー

多数のポケット

ふかふかショルダーなど、、、


一見するとシンプルなデザインの中に

痒い所に手が届く機能がたっぷり。

その良さはじわじわと世の中に

浸透し始めています。


フジイ氏が電車に乗っていると

目の前にFADEN TOKYOのリュックを

背負っている人を見かけ、

飛び上がりたくなるほど嬉しかったそうです。


まだまだ生まれたてのひよこのような

ブランドではございますが、

バッグを買い替えようと思ったら、

是非FADEN TOKYOをチェックしてください!


https://www.free-park.jp/search?q=faden



多機能だからと言って、

全て決まった通りに使わなくてもいい。


フジイ氏は使う人がそれぞれ自分なりの

オリジナルな使い方をしてくれたら

嬉しいとおっしゃっていました。



また、独立して稼ぎたいという野心はなく

緩く長く自分の好きなモノづくりを続け、

より多くのお客様に使いやすいファッション

アイテムを提供していきたいと言っています。


それは価格にも表れており、

020_Kurnのリュックは税込¥21,780なのですが、

実際には¥35,000~¥40,000かかります。

価格をギリギリまで抑えることで

それを使う人がハッピーになって欲しい。

そんなフジイ氏の願いを知ってくださいませ。




どれだけ売れてもフジイ氏には0円。

バッグの売上はフジイ氏の懐を温めませんが、

バッグが売れることでフジイ氏は

モノづくりを続けることができます。

それによりフジイ氏の心が温まると思うと、

こういうサラリーマンの働き方もいいなと。


新しい働き方が

これからもどんどん生まれてきそうですね!


未来は明るい


そう感じさせてくれるフジイ氏のインタビューでした。



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