FREEPARK

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2023/10/12 17:00



「手帳を使っていますか?」


そう聞かれたら、
私の回答は『いいえ』です。


ここ数年はスマホのカレンダーに
予定を入力して管理をしているので、
手帳を使うことはなくなってしまいました。


実際、大手文具店に伺うと
約60%の人は手帳を使っていないそうです。
手帳のユーザー数が年々減っているのは
事実のようです。


ひとり1台のスマホが
あたり前になりつつある現代において
手帳はなくなってしまうのでしょうか。


私の回答はやはり『いいえ』です。




それは残暑が厳しいある日のことでした。
長年取引をさせていただいてる
アンドーギャラリーの安東さんが
FREEPARKにいらしてくれました。
濃紺と赤のシックな手帳を持って。


そして、
手帳が出来るまでのお話を
ゆっくりと聞かせてくれました。


その手帳の名前は
『ANDO GALlERY 2024 DIARY』。
新作商品として2023年8月に発売が
始まったモノです。
デザインはアートディレクターの
葛西薫さんです。


葛西 薫 KASAI Kaoru
1949年札幌生まれ。1973年 (株) サン・アド入社。
サントリー、ユナイテッドアローズ、虎屋などの広告制作およびアートディレクション、映画演劇の宣伝制作、六本木商店街振興組合、ANDO GALLERY の CI 計画のほか、パッケージデザイン、装丁など活動は多岐。
近作に、阪本順治監督『せかいのおきく』の映画ポスター、山口一郎著『ことば—僕自身の訓練のためのノート』(青土社)、志村ふくみ著『野の果て』(岩波書店)の装丁などがある。
著書に『図録 葛西薫1968』(ADP) 。東京ADCグランプリ、毎日デザイン賞、講談社出版文化賞ブックデザイン賞、亀倉雄策賞など受賞。


アンドーギャラリーのカレンダーを
葛西薫氏がデザインしたのは
今から20年以上も前のことになります。


定番として長く愛されているカレンダーに続き、
この先10年も20年も使いたくなるような
ダイアリーを作りたいと考えた安東さんは
何十冊もの手帳を買い集め研究を始めました。


そして、2022年の1月に
葛西さんにデザインの依頼をされました。


デザインに関しては
安心して葛西さんにお任せしたのですが、
問題は機能面でした。


ある手帳メーカーを調べてみると
300種類もの様式があり、
何が正しいのか分からなかったそうです。


40年デザインプロデュースをしてきて
今まではシンプルでスタイリッシュなものを
求めてきていたが、今回は違うかもしれない。
そう思った安東さんは妥協をせず、
マーケティングを重ねました。


100%のデザインをし、
100%の機能を実現しよう。


安東さん曰く
「人生はじめての勝負」
というエネルギーで答えを出しました。


最高のデザインと
最高の機能を入れた
定番であり続けるダイアリーに
仕上がりました。




ダイアリーのカラーは
紺と赤の2色展開になっています。


中身の印刷に使用されているのも
濃紺と言える「紺」と「赤」。


実はこの2色は葛西薫デザインの
カレンダーでも使用されていた色なのです。
一見すると「黒」だと思っていた色が
「紺」であると知ったときは本当に驚きました。


人間の脳は初めに「黒である」と認識してしまうと
それを疑わなくなってしまうようです。
定番のカレンダーが22年も売れ続けている
理由のひとつは印刷されている色が
「黒」ではなく、「紺」であることにより
「温もり」のような「雰囲気」が
醸し出されているからかもしれません。

カレンダーはこちらから>>>




機能的な特徴として、インデックス形式は
月ごとに月間ページと
レフトタイプ週間ページがつながっています。


一目で分かる月間ページには
スケジュールを書き入れることが出来ます。
電話をしながらサッと開いたり、
ミーティングの際に予定を確認したり、
リアルなコミュニケーションを
スムーズに行うメリットがあります。



レフトタイプ週間ページは
左側に1週間分のカレンダーがあり、
右側が罫線の入ったのメモ帳になっています。


スケジュールの詳細を書いたり、
1行日記として活用することもできます。
日付とリンクしたメモを取ることで
後日見返したときに理解しやすい
メリットもあります。



後半にあるノートは34ページあります。
考え事をするときに使用したり、
書いて説明するときに活用いただけます。


『書くことを楽しむ』


これこそが
アンドーギャラリーのダイアリーに
隠されたメッセージなのです。


スマホの手帳機能は
スケジュール管理という点では
とても優れています。


簡単に入力と削除ができ、
いつでも確認しやすく、
情報を共有することができるという
デジタルの良さがあります。


では、手書きのダイアリーの良さは
何なのでしょうか。


物理的なモノとして持っているカッコ良さ、
アナログな魅力はもちろんあります。


しかし、
もっとプライベートな深い良さが
ダイアリーにはあると気づかされました。


『書くことを楽しむ』ということは
自分自身と向き合うことであり、
自分という人間が出発点となり、
他者へ伝えるアイテムだと思うのです。


スケジュールを書くときに
イラストを添えたり、
お気に入りのシールを貼ったり、
自分だけの書き方があります。


ふと思いついたことを書き留めたとき、
丁寧に書いたのか、殴り書きだったのか、
そのときの自分の時間を切り取ったように
ダイアリーの中に残ります。


あたり前のように
書き込み続けるだけで
そのダイアリーはあなただけの
特別な1冊になるのです。



アンドーギャラリーから発売された
『ANDO GALLERY 2024 DIARY』は
生まれたてです。
最初の1冊を手にして、
あなたの物語を紡いでいきませんか。


普段から手帳を使っている方も
最近は手帳を使っていない方も
新しい気持ちでスタートできることを
心から願っています。



商品ページはこちらから>>>

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