FREEPARK

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2023/10/23 17:01



念願が叶い、
『Brick | ブリック』の作品を
取り扱いできるようになりました。


『Brick』はご夫婦で活躍されており、
カバン、靴、革小物などを手掛ける
小さなファクトリーブランドです。


とは言え、
アトリエは工場と呼べるほど
大きなところではありません。
しかし、そのコンセプトや考えは
ファクトリーブランドと
言っても過言ではありません。


機能性を考えられたお財布、
ファッションに合わせやすい巾着バッグ、
シンプルで軽く使いやすいショルダー、
どれも職人技の光る
魅力的な作品ばかりです。


企画、デザイン、生産、販売を
全て自社で行っているという
そのエネルギーはどこからくるのか。
ブランド『Brick』についてお話を伺いました。




『Brick』は職人である安藤純夫さんと
企画・デザインを手掛ける安藤美海さんの

ご夫婦で2018年からスタートしました。


安藤純夫さんはまさに職人。
鞄の学校に通い、
製靴の学校に通い、
某有名ブランドの修理を
現在まで10年以上続けています。


基本の技術はもちろん、
専門的な職人技までを
持ち合わせたプロの職人さんです。


安藤美海さんとは
お互い靴に興味があったことで出会いました。
また古着やビンテージ、ミリタリーなど、
好きなモノが近いということから
お二人でのモノづくりがはじまりました。


ポップアップストアにて
革のプレートに箔押しをしたり、
革の財布を販売するようになり、
自分たちの作った作品を販売する経験が
『Brick』の土台となりました。




『Brick』誕生に欠かせない作品が
こちらのお財布になります。


きっかけは
「必要なものをお財布に全部入れたい」
というご友人の言葉でした。


当時、ミニ財布が流行っており、
小さいお財布は販売されていたのですが、
ご友人にとっては容量が足りず。
何とか彼女のためにたくさん入る
ミニ財布を作りたいと思うようになりました。


たくさんの試行錯誤の上、
とうとう『Brick』の誕生を飾る
お財布が完成しました。


たっぷりのマチのある本体と
鍵まで入る小銭入れがついた
こだわりのお財布です。


ビンテージっぽさを表現するため、
ファスナーはオーダーしてから
1ヶ月弱はかかるという珍しいもの。


ファスナーの両サイドが
コットンで作られているのは
だいぶ昔のことのようです。
価格もYKKが誇る高級ファスナー
「EXCELLA(エクセラ)」の数倍はするとか。


さらにファスナーの形状にも
こだわりがあります。


小さいお財布だとお札をファスナーに
ひっかけてしまうことがあるのですが、
ラウンドにすることでひっかからないように
工夫がされています。


『Brick』が大切にしている
使い勝手の良さには使う人への
優しさを感じます。


シボの美しい牛革に
丁寧に裏地が貼り合わされているところも
高級感がでていて気持ちのいいものです。




お財布が完成したことにより
『Brick』はブランドとして
スタートしました。


オリジナルのバックルのベルトや
レザーバッグなどアイテムが
増えていきました。


どんな世代の人でも、
男女問わず誰もが
使ってくれる作品を目指す『Brick』。


古き良きモノを知り、
現代の流れを見て、
作ったバッグが
PERSONAL EFFECTS BAGです。


パーソナルエフェクトバッグとは
軍隊が身の回りのものを入れるバッグとして
個人情報をバッグの外側に貼り付けた
巾着バッグのこと。


ミリタリー好きな安藤夫妻が
サンプリングをし、『Brick』らしい
素材と縫製により仕上げています。


シンプルなカタチと
ゴートレザーやピッグレザーの
丈夫で高級感のある素材、
長財布もすっぽりと入る
ほど良いサイズ感は
使えば使うほど好きになるバッグです。


『Brick』は自分たちが
使っていていいと思えるものを
作っているブランドなので、
使い始めの良さだけでなく、
使っていくことでより良くなる
バッグだと言えます。




実はFREEPARKで
販売させていただいている
パーソナルエフェクトバッグは
他ではまだ販売されていない
新しいサイズです。


以前『Brick』が作っていたバッグは
もう少し小さいタイプの巾着バッグでした。


子育て中のお母さんが使うと
持ち歩きたい荷物が全部入らないという
ご意見があり、改良されたのが
今回納品されたトールサイズとなります。


実際に使用してみると
長財布、スマホ、ポーチ、
ハンカチ、ウェットテッシュ、
お菓子、エコバッグなど、
必要な荷物がすっぽりと入りました。


『Brick』の強みは
自分立ちだけで企画から生産まで行っているので、
常にマイナーチェンジをし、
いいモノをより良くしていくことができる点です。


また、小売店との商品企画も大切にされています。
「自分たちだけだとモノトーン寄りに
 なってしまったり、アイディアが偏ってしまうけど、
 店舗さんからのご要望やご意見があると、
 新鮮な気持ちで新しいことにチャレンジできます」
そう仰っており、FREEPARKとのコラボ企画も
今後実現するかもしれません。


話しを聞けば聞くほど、
このような小さな規模感での
ファクトリーブランドは珍しいのかもしれません。
そこに『Brick』の魅力があるように感じます。




新しい商品も常に開発されています。
『Brick』は使いやすさを大切にしているため、
革だけではなく異素材の組み合わせにも
挑戦されています。


そのひとつに
強度と軽さを兼ね備えた
シュリンクナイロンを使った
ショルダーバッグがあります。


塩縮加工を施したナイロンは
コットンのような風合いのあり、
オールレザーのバッグと比べると
カジュアルなイメージになります。


ショルダーバッグなので、
たっぷりと荷物を入れても
持ち歩きやすくなっています。


また、
価格も抑えられているため、
普段使いのバッグとして
お使いいただくのもおすすめです。




とにかく作ることが好きな安藤夫妻は
ビンテージから新しいものまで
たくさんのモノを見るのが好きだと話します。


昔のモノを現代的なモノにちょっと工夫し、
モノの良さを感じられるように作り、
誰が使っても心地よい仕上がりにする。


たくさんのエッセンスを汲み取り
『Brick』という色に染めて
新しい作品を生み出しています。


しかし、作って終わらないのが
『Brick』の素晴らしいところ。


いいモノこそ長く使い、
愛着あればこそ使い続けたくなります。
経年変化を楽しむ中でほつれなどが
出てきてしまうこともあります。


そんなときは修理をしてくれるのが
『Brick』というブランドです。


クラッシックで普遍的な響きを
表現したく「Brick」と名付けたように
使い手のために作り、
使い手のために修理をする。


それは作品に対する思いが
平等だからかもしれません。


『Brick』が思い描く未来には
工房を大きくし、職人を育てていきたい
という夢があります。


好きなことをちゃんと知っていて、
丁寧に作ることを楽しみ、
使い心地の追求を惜しまない姿。


小さなファクトリーブランドが
大きなファクトリーブランドになる、
その日が今から楽しみです。




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