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2023/08/02 17:00


暑い夏の日
お気に入りのグラスに
氷をたっぷり


冷たい水が
喉を伝う感覚は
とても心地よい


毎日の暮らしの中に
いつも目にする日用品


大好きなグラスの名前は
ANDO’S GLASS




ANDO'S GLASSは
英国を代表するプロダクトデザイナー、
ジャスパー・モリソン氏に
「普段使いできるシンプルな
 グラスをデザインしてほしい」
と アンドーギャラリーの安東孝一氏が
依頼したことが発端となり誕生しました。


2014年に発売され、
その年のグッドデザイン2014金賞を
受賞した素晴らしいグラスです。


2016年にドイツデザイン賞金賞を
受賞しているとこからも、
世界的に認められている逸品と言えます。


発売から来年で10周年となる
ANDO’S GLASSを
改めてご紹介させていただきます。


はじまりは
発売される10年以上も前の話。


アンドーギャラリーの安東氏は
「日常の暮らしの中で『グラス』とは
 あって当たり前のような存在であり、
 毎日何気なく使っているけど
 なくてはならない必需品である」
と考えていました。


グラスのことを考える中で
「シンプルで飽きの来ない
 『定番であり続けるグラス』
 を作りたい」
と強く思うようになっていきました。


そんなある日、
安東氏はジャスパー・モリソン氏が
デザインした椅子を偶然目にし、
一目惚れをしてしまいました。


彼のデザインにすっかり惚れ込んでしまい、
「いつかジャスパー・モリソン氏の
 デザインしたグラスを作りたい」
と 夢を描くようになったのです。




時を経て、
2012年のあるパーティで安東氏は
とうとうジャスパー・モリソン氏と
出会うことができました。


そこで、
念願の思いをモリソン氏に伝えました。
快く話を聞いてくだり、さらに
「今度伺いますね」とおっしゃって
くださったそうです。


しかし、
それから半年ほど
再会の機会は訪れませんでした。


改めて安東氏はモリソン氏に
デザインの依頼をすることにしました。
自らアクションを起こしたことにより、
アンドーギャラリーで打ち合わせが実現し、
夢のグラス作りが始まりました。


パッケージデザインは
モリソン氏も愛用しているいると言う
カレンダーをデザインした
葛西薫氏に依頼することになりました。


葛西薫デザインのカレンダーも
『ザ・定番』をコンセプトに
アンドーギャラリーが販売している
素晴らしくシンプルなカレンダーなので、
ジャスパー・モリソン氏と
とても相性がよかったようです。


それから半年後、
モリソン氏よりグラスデザインの
ドローイングが届きました。


シンプルかつ飽きのこないグラスを
作るために考え抜かれた繊細なラインは
これから生まれてくるグラスの魅力を
十分に感じさせてくれました。


しかし
製作は簡単なものではありませんでした。
グラス全体を均一の厚みにすること」
「モリソン氏の完璧なカタチを作ること」
「ひとつひとつ手吹きによって作ること」

どれも高度な技術を持つ
職人によってのみなせる業ばかりでした。


これらのこだわりこそが
大量生産のできるグラスとの大きな違いでした。


安東氏はモリソン氏の指示通りに
グラスを作ることのできる工房を探し出し、
製品化を成功させました。


ANDO'S GLASSからは
今なお残る東京下町の職人技を感じられる
最高品質のグラスに仕上がったのです。


完成品のグラスを見た
ジャスパー・モリソン氏は一言、
「QUALITY!」(クオリティ・品質)と
言ったそうです。


それは
今まで彼がデザインしたグラスの
何よりも出来が素晴らしいということを
意味していました。


日本の職人技と
モリソン氏のデザインの融合により
まさに『美』と呼べるグラスが
誕生した瞬間でありました。


そして、
ジャスパー・モリソン氏が
「FOR ANDO」=「安東氏のために」
作ったデザインと言ったことから
『ANDO'S GLASS』という
商品名になりました。




一見シンプルでありながら、
グラスの側面の僅かな傾斜と、
底に向かう美しい曲線が特徴的な
ANDO'S GLASSは、
背の低いものと高いものと2種類あり、
使い続けるほどに愛着が増す
デザインとなっています。


東京下町の職人がガラスを
ひとつひとつ型に吹き込むことによって
生み出される、何気ないけれど
デリケートなその姿は、
日常の生活に静かに寄り添い、
飲むひとくちごとの楽しみを与えてくれます。


最後に安東氏は言いました。
「まずは自分用として使ってほしい」


そこにはANDO'S GLASSの持つ
・シンプルで飽きのこないデザイン
・品の良さ
・職人の手によってひとつずつ作られている価値
それらを使うことによって感じて欲しいという
思いが込められています。


それぞれの暮らしに寄り添い、
いつまでも使い続けたい
ANDO’S GLASSを是非ご覧くださいませ。



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