食器を買う理由を考えたことはありますか？

先日、お客様からの相談で

「旦那が食器の良さを分かってくない」

というお話がございました。

奥様はお料理が好きで

小学生の娘さんがいらっしゃるので、

食卓を華やかにして、

食べることを楽しんで欲しいと考えています。

働きながらも

フルーツのココナッツオイル煮や

牡蠣の自家製キムチを作ったり、

季節の山菜とサクっとフライにしたり、

こだわったお料理から、

簡単に煮込むだけの手抜き料理まで

同じワーママとしては理想の母親なのです。

インスタの写真を見ると

どれも美味しそうでおなかが空いてくる

料理ばかりなんです。

さらに使われている器のセンスがよい。

そんなお客様の悩みは

食器にお金をかけることを

理解してくれない旦那様。

こんなに素敵な奥様なんだから、

お皿を買うことは許してあげようよ、

と私なんかは思ってしまうのですが、

そこは各家庭それぞれのルールが

あるのでしょう。

その日は小さな豆皿をご購入いただき、

笑顔でお帰りになりました。

「食器」

それはただの食べ物を受けるもの

かもしれません。

食べ物を乗せられればいい、

汁がこぼれなければいい、

100円ショップのお皿で十分。

それも正しいのです。

その逆もしかり。

器にこだわることで

生まれる世界もあります。

作家さんの作る食器はピンキリ。

1,000円ほどで買えるものから

数万円とする高価なものまであります。

ちなみに、

FREEPARKではだいたい

800円～4,000円くらいの食器を

取り扱っております。

この価格を安いと思うか、

高いと思うか、それは人ぞれぞれです。

例えば、

このお皿をみてどのように

思うでしょうか？！

THE HARVEST (ハーベスト) BLACKMOON (ブラックムーン) 23cm フラットプレート

真っ黒で真っ平な器です。

汁ものはこぼれます。

家庭的には見えないかもしれません。

しかし、

ここにスーパーのお惣菜を3種類

盛り付けたところを想像してください。

きんぴらごぼう、

ひじき煮、

ほうれん草の胡麻和え、

ちょっと贅沢な感じになりませんか。

自分のご褒美に買ってきたケーキを

乗せたところを想像してみてください。

至福のときを過ごせると思いませんか。

もちろん、

そんなことを言っても

お惣菜はパックのまま食べるし、

ケーキは小皿でいいよ、

と考えていらっしゃる方もいると思います。

それはそれ。

これはこれ。

器に盛りつけることで

いつもより少しだけ満たされた気持ちになるなら

それは限りのある人生を豊かにするのでは

ないだろうかと思います。

丁寧に扱えば何年も使い続けられる食器。

思入れがある器にはたくさんの記憶も

刻まれていきます。

おうちにあるお皿を全て買い替える必要は

まったくございません。

でも、もし気に入ったお皿があったら、

是非お手に取って想像して欲しいと思います。

想像力が豊かになると

幸せな時間が増えます。

小さな贅沢を

数千円で手に入れてみては

いかがでしょうか？

THE HARVEST (ハーベスト) BLACKMOON (ブラックムーン) 23cm フラットプレート

THE HARVEST (ハーベスト) BLACKMOON (ブラックムーン) 23cm スタックトレイ プレート